わが夢は星の彼方→伽耶の目指せ天下一!!→せつなくもオカシイ一日










涙みたいな雨が降る








―――『せつなくもオカシイ一日』








僕は何故かそこに居た。
雨の降る中傘も屋根も無いこの場所に。

・・・理由?そんなこと知るはずもないじゃないか

気付いたらここに居たんだから。

・・・そう、ジャッカルの目の前に。


「何の真似だい?ジャッカル。ひとりだけ雨宿りをするなんて」


訪ねたところで素直に言うとは思ってないけど・・・(苦笑)


「飛針のぼうやにここまで鏡君を運ぶように依頼されましてね、抵抗してくださると期待していたのですがこうもあっさり捕まるようではいけませんよ?」


喋ってるし!!;
しかも雨の話してくれてないじゃないか・・・;

いやいや、ジャッカルに何が起きたんだ?!
・・・やっぱりそんなことは後でいい。
とにかくこの縄を解かないと;


「その縄は特別なモノで出来ていましてね、私のメス以外では切れないのですよv」


どんな物質なんだそれは?!
・・・・・・;
いけない、このままジャッカルのペースにはめられては僕のイメージが!!;


「・・・ジャッカル、依頼は済んだんだろ?早く帰らないと彼女が心配するんじゃないかな;僕のマイハニーも今ごろは寂しくて泣いていることだろう(爆)さっ、お互いの為にも早く切ってくれないかなvvv」


「イヤですよ。私の髪を切るなんてことしたくありません」


・・・・・・・・?
今・・・何と・・・;


「ジャッカル(汗)もしかしなくともこの縄は・・・」


「ですから、私の髪ですよ?あともうひとり別の方のも混じっていますがね♪」


・・・・・・こ、こわい。
そして悪寒がひどい。
マイハニー、どうやら僕は自分で逃げ出せそうにない(汗)
助けてくれvvv



「誰の髪なのか聞きたくはないけど敢えて聞こうじゃないか!;」


・・・あれ?
いきなり落ち込んでるよ。
僕はどうしたら良いんだろうね(苦笑)マイハニーvvv


「悲しくなるような聞き方をしたかなジャッカル。僕的には早く開放してくれるならどんなことが起きても耐える覚悟はあるからねvさっ、どうぞ♪」


「これは私の昔の思い出ですよ。強くもないのに頑張りすぎたひとの・・・ね」


ジャッカルの思い出話。ほうほう。


「それで?」


「それだけですよ?」


・・・・・・バタっ。


「おやおや鏡君、寝るには早すぎますよ?飛針のぼうやの修行に付き合わなくてはいけないんですから、ちゃんとしてくださいませんか?」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だれか、助けて(泣)


―――マイハニーvvvは今何処;;











※あとがき
誰でしょうねこの人達(苦笑)
頑張った結果がこれだよ、夢氷 妖殿。

読まれた方は夢を壊されたと怒り狂われているかと・・・(汗)


失礼しますっ!!!




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