→わが夢は星の彼方→松本零士→TV版宇宙海賊キャプテン・ハーロック→第八話・女王の宇宙艦隊
――女王の宇宙艦隊――
マゾーン艦隊を呼んでいるんだ。 |
僕はマゾーンと戦う為に、この船に乗っているんです。 |
まゆはこの船を設計した、我が偉大な親友の娘だ。 俺はまゆを守る為に、この船に乗っている。 |
いつも、そのオカリナを大事にしてくれているんだね。 |
まだまだ敵は遠いぞ。もう少し肩の力を抜け。 |
よくお気づきですね、キャプテン・ハーロック。 |
マゾーンへの挑戦は無益な試み、進路を変えて地球へ帰りなさい。 |
では女王に帰って伝えろ。 キャプテン・ハーロックは マゾーンの中心まで乗り込んでいくとな。 |
逃がした訳では無い、帰って貰ったんだ。 |
キャプテンのやり方は理想的すぎるんだ。僕には許せない。 |
何故許してやれないんだ。 死に場所を求めて彷徨う命を。 |
大丈夫じゃよ。ショックから来る一時的に記憶喪失というやつなんじゃから。 |
二波に分かれて奇妙な飛び方をしています。 |
古典的な戦法だな、挟み撃ちのつもりか? |
本来戦う事には、地球人が一番向いているんじゃないでしょうか。 |
銀河内洋へ戻れ、そこで待ち受ける。 |
この船に乗っている者の思いは、皆それぞれ違う。 とれは誰にも計り知れぬ事だ。それでいい。 |
皆思いはそれぞれ違う。自分の信ずるものの為に戦う。 |
脱出口は左上。