わが夢は星の彼方松本零士TV版宇宙海賊キャプテン・ハーロック→第三話・紙のように燃える女









――紙のように燃える女――











今この時、宇宙から侵略の手が伸びたら

人類はひとたまりもなく破滅するだろう。




光をまるで反射しない。

やはり、これは宇宙からのペナント。




昔、我々人類も月や火星にロケットを送ったとき、ペナントを打ち込みました。

ここは人類のものだという印にね。




星もない暗黒の宇宙空間から来たというのか、そんな馬鹿な。




一つの太陽系、それが消滅したというのか。




無人の空港で警報だけが鳴る。

気力を失った今の人類なんて、なんて惨めなんだ。




人は俺を呼ぶ。キャプテン・ハーロックと。




ご案内するわ、どうぞ。




ハーロックの鳥さん。ドクターゼロの猫。

追いかけてるのはコックのマスおばさんよ。




あれが、紙のように燃える女達か。




女と言ってもそれは姿形だけよ。




アルカディア号の重装甲は、この程度のエネルギー波ではびくともしない。




お前が真の男なら、このアルカディア号に乗れ。

そして、自由の旗の下で俺達と共に戦え。










余談。
ナレーションより、この回は西暦2978年3月28日の出来事らしいです。
一話から既に一年経ってる!?
一話の時点で12月だったとしても、約4ヶ月経ってる・・。

このナレーション聞いて、Σ早っ・・!!と思ったのは私だけでは無い筈だ。





いちばん左上が脱出口。