エンディング
| ？？？「ありがとう・・・」 悟空「なんだ この声！？」 ？？？「ありがとう・・・僕たちで沢山遊んでくれて・・・」 悟浄「カッ、カードの束が喋ってんのか！？」 八戒「そうか！そういうことでしたか！」 ピカァァァァッ！ 三蔵「くっ！」 悟空「まぶしい！」 悟空「あれっ！？ここ、ごとだ！？」 悟浄「砂漠の真ん中・・・飛ばされちまったのか？」 三蔵「いや、町の方が消えたんだ」 悟浄「なに！？」 八戒「『つくもがみ』の仕業ですよ」 悟空「つくもがみ？」 八戒「ものに宿る神様です。遊んで貰い足りなかったカードが町を造って僕らを誘い込んだんですねえ」 悟浄「なるほど、で満足したから町は消えちまったって訳か」 三蔵「ふん。遊ばされたこっちはいい迷惑だ」 悟空「でも、楽しかったじゃん」 悟浄「お子様猿には、ちょうど良いお遊戯だったかもな」 悟空「なにを！悟浄だって結構楽しんでたじゃんかよ！」 悟浄「ま、暇つぶし程度にな」 悟空「かっこつけてんじゃ無ぇよ。くそガッパ！」 悟浄「てめえ、やる気か、バカ猿！」 三蔵「やめろ！単細胞共！」 八百鼡「ん・・・？」 八戒「あ、八百鼡さん。気が付きましたか？」 八百鼡「はっ、貴方は八戒さん！？」 八戒「大丈夫ですか？」 八百鼡「え？あ・・・そういえば、なんだかとても恥ずかしい心地が・・・あの・・・私何をしていたのでしょうか？」 八戒「あはは。さて、何をしていだんでしょうねえ？」 悟浄「ま、知らない方が良いかもな」 八百鼡「えっ！？な、なんですの！？」 八戒「えーと・・・そうだ。紅孩児さんが探してましたよ」 八百鼡「紅孩児様が！？」 悟浄「心配してたぞ。早く帰った方が良いんじゃねぇか？」 三蔵「そうだな。その小うるさいのを連れてとっとと帰れ」 八百鼡「あっ、李厘様！」 李厘「おいら・・・もう、おなかいっぱい・・・すやすや・・・」 三蔵「そいつが寝ているうちに早く行け。目を覚ますと面倒だ」 八百鼡「そ、そうですね。では、みなさんお元気で」 ザァッ・・・！ 浄「ははっ。相変わらず礼儀正しいねぇちゃんだぜ」 八戒「では、僕たちも行くとしますか」 悟空「なー、三蔵。腹減ったー」 三蔵「バカ猿が！貴様は最後までそれか！」 にせ悟空「・・・静まれぇ・・・ぐーぐー・・・」 にせ悟浄「・・・このお方を・・・むにゃぁ・・・」 にせ八戒「・・・頭が高い・・・ぐーぐー・・・」 にせ三蔵「・・・かっかっか・・・むにゃぁ・・・」 にせ悟空「ん・・・？あああああっ！？お、おい、みんな起きろ！」 にせ悟浄「まっ、町が無い！？」 にせ八戒「嘘ぉっ！？ここは誰っ！？」 にせ三蔵「そんなっ！？わたしはどこっ！？」 ＥＮＤ |